2020 年 5 月 10 日 のアーカイブ

蛭田瑞穂 20年5月10日放送


ナイチンゲール

看護教育の母ナイチンゲールは、感染症予防の母でもある。

1854年、クリミア戦争が勃発すると、
ナイチンゲールと看護団はイスタンブールの野戦病院に向かった。

彼女がそこで目にしたのは負傷そのものではなく、
不衛生な病院内で感染症によって命を落とす兵士の姿だった。

ナイチンゲールは不潔なシーツの洗濯など、
医療行為以前の問題を改善し、
着任時に42%だった負傷兵の死亡率を
3ヶ月後には5%にまで低下させた。

その後、院内感染防止の意識が広く世に広まることになった。

医療従事者への感謝を込めて。


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蛭田瑞穂 20年5月10日放送


ナイチンゲール

ナイチンゲールは著書『病院覚え書き』の冒頭で
「病院が備えるべき第一条件は、
病院建築が患者に害を与えないこと」と記し、
理想的な病院建築について述べている。

・ワンルームの病室
・ベッド1つにつき、1つの窓
・天井まで延びた3層の高い窓
・3層目の窓をつねに開放し換気をする

病院内の衛生に重きを置くこの病院設計は現在、
世界中の病院建築の標準モデルとなっている。

医療従事者への感謝を込めて。


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佐藤日登美 20年5月10日放送


ナイチンゲール

看護教育の母ナイチンゲール。

「白衣の天使」としてのイメージが強い彼女だが、
実は統計学に精通した人物だった。

看護団のリーダーとしてクリミア戦争に派遣されたあと、
彼女はイギリス軍の死傷者のデータを分析。
病院の不衛生な環境が兵士たちの死を招いていたことを明らかにした。

統計に馴染みのない女王や役人にこの事実を訴えるため、
鶏のとさかの形をした独自の円グラフを作り上げた。

ナイチンゲールは言う。

 病人を救うのは、宗教者の愛よりも衛生環境である。

医療従事者への感謝を込めて。


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佐藤日登美 20年5月10日放送


ナイチンゲール

看護教育の母ナイチンゲール。

上流階級に生まれた彼女が志した看護師。
当時は下流階級の女性が就く職業と考えられていたため、
家族は猛反対した。
それでも意志を貫いたのは、神の啓示を受けたから。

クリミア戦争の野戦病院に派遣されたナイチンゲールは、
その献身的な看護と負傷兵の死亡率激減という実績から
一躍注目される存在となる。

帰国後も、看護学校の設立や教本の執筆など精力的に活動し、
看護師は雑用係から高い教養を必要とする専門職に認められるようになった。

医療従事者への感謝を込めて。


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森由里佳 20年5月10日放送


ナイチンゲール

「包帯と消毒液が足りないので、在庫を使いたい」
看護教育の母・ナイチンゲールはそう言って、軍医長官に詰め寄った。
しかし長官は、軍のルールを知らない彼女を笑い、
3週間後の委員会の決定がないとその箱は開けられない、と伝えた。

ナイチンゲールは、箱の蓋を叩き割った。
「開いたじゃないの。持って行きますからね」

いのちが失われようとしている瞬間に、
ハンコリレーに付き合ってはいられない。
いつの時代も医療現場の人びとは、
いのちのためにまっすぐ突き進む。

医療従事者への感謝を込めて。


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森由里佳 20年5月10日放送


ナイチンゲール

1853年、看護の世界が変わろうとしていた。

ナイチンゲールが、
ロンドンのある病院の看護監督に着任したのだ。

母や姉は大反対。
当時のイギリスでは、看護師は病人の単なる召使いとされ、
未亡人や職を失ったメイドが行き着く末のものとされていたからだ。

それでも彼女は
各地の病院の状況を調べて
専門教育を受けた看護師の必要性を訴え、
実際に従軍して兵士を救い、
時にはヴィクトリア女王まで味方にしながら、
着実に看護師の功績を内外に示していった。

看護教育の母と呼ばれる女性は、
看護師という職業に誇りを与えた女性でもある。

医療従事者への感謝を込めて。


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星合摩美 20年5月10日放送

chrisweger
母の日 母へのメッセージ

1989年にリリースされたマドンナのアルバム、
「Like A Prayer 」に収録された「Promise to Try」。

ピアノをバックに、
幼い時に亡くした母親について、初めて歌った曲だ。

2017年の母の日。

マドンナはインスタグラムに、次のメッセージを綴った。

「天国から見守ってくれているお母さん、いつもありがとう。
そして、産みの苦しみを乗り越えて子育てを頑張り、
喜びと犠牲の両方を経験したすべてのお母さんたちへ、
ハッピー・マザーズ・デイ!」


今日は母の日。


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星合摩美 20年5月10日放送

Eva Rinaldi
母の日  愛している人を守りなさい。

いま世界のストリーミングで、
懐かしい曲の再生数が増えているという。

1983年リリース、シンディ・ローパーの
「Girls Just Want to Have Fun」も、そのうちの1つ。

制作費を抑えたミュージックビデオには、
母親役として実の母も出演。

そんな母の教えを、シンディは大切にしている。

「愛している人を守りなさい。
正しいと信じることのため立ち上がるのよ」

シンディの曲を聴きながら今を耐える人々も、
愛する誰かを守っている。

今日は母の日。


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