熊埜御堂由香 16年5月29日放送

160424-04 nambon
ペットのはなし 夏目漱石の文鳥

夏目漱石がもっとも愛らしく描いた動物が猫だとしたら、
もっとも切なく描いた動物は文鳥だろう。

漱石の初恋の人と言われる幼なじみだった日根野れん。
彼女が嫁ぎ先で亡くなった10日後に
連載をはじめた小説が「文鳥」だ。
れんをモデルにしたと言われる女性と
飼っていた文鳥の死を重ね合わせながら
美しい物語が描かれる。

チヨチヨという鳴き声を漱石はこう表した。

 文鳥も淋しいから鳴くのではなかろうか。


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