川田琢磨 20年5月16日放送


希望という色をした器

天の青い色。

「天青色(てんせいしょく)」と呼ばれるその色は、
高貴なやきものと称される青磁の、理想の色とされている。

十世紀の中国の皇帝、柴栄(さいえい)は、こう言った。

「雨過天青雲破処(うかてんせい くもやぶるるところ)の器を、持ち来たれ。」

雨の後、雲間からわずかに覗く青空の色を、
すべての人が、明日への希望を予感するその色を、
人の手で生み出してほしい、と。


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