2013 年 12 月 のアーカイブ

蛭田瑞穂 13年12月28日放送

touchedmuch  
2013年今年の顔 ベネディクト・カンバーバッチ

今、最も勢いのある俳優ベネディクト・カンバーバッチ。
1976年ロンドン生まれ。
両親はともに俳優という芸能一家に育った。

舞台を中心に活動していた彼がブレイクしたのは、
BBCが2010年に製作したドラマ「シャーロック」に出演し、
主人公シャーロック・ホームズを演じてから。

今年、イギリスの芸能サイトで
「世界で最もセクシーな俳優」の1位に選ばれたベネディクト。
しかし、彼はその人気に浮き足立つことはない。

 謙遜ではなく自分ではそう思いません。
 37年間鏡をみつめながら、まぁこんなもんだろうと
 と思いながら僕は生きてきましたから。





topへ

蛭田瑞穂 13年12月28日放送

Lucie_Ottobruc
2013年今年の顔 マリオン・コティヤール

今年6月、映画のプロモーションのため来日した
フランス人女優マリオン・コティヤール。

彼女の名を世界的に知らしめたのが、
2007年に公開された『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』。
この映画でフランスの国民的歌手の生涯を演じ、
アカデミー賞主演女優賞を獲得した。

オスカー受賞後も「俳優として満足する到達点はない」
と語り、撮影現場で監督のOKが出ても
自分が満足するまで何度も演技を重ねる。

演技力に加えて、その美貌も彼女の魅力。
彼女にとって美しさとは何か。

 自分が生きている環境の中で
 自分らしく生きる勇気を持っている人。
 それが私の思う美しい人です。


マリオン・コティヤールは凛と語る。


topへ

三島邦彦 13年12月22日放送


クリスマスに人々は 戦国のメリークリスマス

日本で初めてクリスマスが祝われたのは、室町時代の1552年。
それから14年後の1566年の日本で、クリスマスに小さな奇跡が起こった。

時は戦国。
近畿地方の覇権をめぐって
松永氏と三好氏が戦をしていた時のこと。
両軍の武士には、当時流行していたキリスト教の信者が多かった。
クリスマスイブ。
それぞれの軍のキリスト教徒たちの熱心な申し入れにより、
特別に一日限りの休戦が決まった。
彼らはこう語ったという。

自分たちは敵味方になっているが、デウスをあがめる心は同じである。

休戦を決めた彼らはともにクリスマスを祝おうと、
大急ぎで町の会合所の大広間を飾り付けた。
夜には司祭を迎えてクリスマスのミサを執り行い、
翌日の昼には各自が料理を持参して
キリストや神について語り合い、ともに聖歌を歌った。

そしてクリスマスの日が暮れるとともに
彼らは再び敵味方に分かれ、戦場へと戻って行った。

今から450年ほど前、まだキリスト教が禁止される前の日本で起きた、
戦国のメリークリスマス。


topへ

三島邦彦 13年12月22日放送


クリスマスに人々は トーマス・マン

『ヴェニスに死す』や『魔の山』で知られる
ノーベル賞作家、トーマス・マン。
ナチスドイツからの亡命で、
ドイツの家に残した日記や手紙、資料や家財道具をすべて失ったが、
彼の才能、家族、そしてクリスマスは奪われることはなかった。
1936年12月24日の日記、
家族と過ごしたクリスマスイブについて記したその中に、
トーマス・マンはこう書いてある。

 私の人生と作品を仕上げるのに必要なものは、何ひとつ欠けていないのだ。



topへ

三島邦彦 13年12月22日放送

HAMACHI!
クリスマスに人々は 林真里子

クリスマスイブの夜、
作家の林真里子の家に、多くの女性たちが集うという。

一人一皿料理を持ち寄り、
酔いが回ればみんなで「きよしこの夜」を歌う。
異性と過ごすばかりがクリスマスではない。
若い時には考えもつかなかった、
大人の女性のクリスマス。
恋愛という束縛からの解放を、林真里子はこう語る。

自分で稼いで、一本のワインを気がねなく買うことが出来る。
そして気に入った仕事と気に入った女友だちを何人か持っていれば、
年をとっていくことも捨てたもんではない。
我ながら意外なほど、充実した日が待っている。


topへ

中村直史 13年12月22日放送

E01
クリスマスに人々は サンタ・クロース

クリスマスが、
ロマンチックでステキなものだとすれば、

それは、だれかが
クリスマスの裏方としてがんばっているからだ。

道端に立ってケーキを売る人。
街にイルミネーションの飾り付けをする人。
レストランでおいしいディナーをつくる人。

きわめつけは、あの人だ。
雪が舞い、北風吹きつける冬の夜空を
何十時間も飛びつづけ、
一軒一軒煙突から降りるという、
過酷極まりない仕事をするあの人。
しかも、毎年遅刻することなく、きっちり仕事をやりとげる。

サンタ・クロースさん。
あなたにこそ
メリークリスマス。


topへ

中村直史 13年12月22日放送

iyoupapa
クリスマスに人々は レイモンド・ブリッグス

サンタさんは
ニコニコしながら
プレゼントを配っている。
というのは偏見かもしれない。

絵本作家 レイモンド・ブリッグスが描いたのは
寒がりで
めんどくさがりで
かんしゃく持ちのサンタ・クロース。
12月24日の日、ベッドから憂鬱そうに起き上がった彼はつぶやく。

 やれやれ、またクリスマスか!

悪態をつきながらも
仕事だからしょうがないと
世界中をかけめぐり、煙突の中でまっくろになり、プレゼントを配り
ヘトヘトになって自宅にたどりつく。
そして、ひとり傾けるワインにようやく少しだけ笑顔になる。

なんだか、私たちみたいじゃないか。


topへ

三國菜恵 13年12月22日放送

Ömer Ünlü
アーヴィング・ヴァーリン

I’m dreaming of a White Christmas.

クリスマスソングの定番『ホワイト・クリスマス』。

白く、ほわほわとした雪が、ゆっくりと降りてくる光景が
自然と浮かんでくるあのメロディは、
実は、太陽がさんさんと輝く、ロサンゼルスで生まれた。

作者は、アメリカのシューベルトとも言われたアーヴィング・ヴァーリン。
1942年に上映されたミュージカル映画
『スイング・ホテル』の中の一曲として書き下ろされた。

始まりは、こんな歌詞。

 ここは太陽の輝くビバリー・ヒルズ、
 オレンジとパーム・ツリーが風に揺れ、草は緑に揺れる。
 でも、今日はクリスマス・イブ。
 北へ行きたい。雪降り積もる銀世界のクリスマスに出逢いたい。
 私は雪のクリスマスを夢見る。


真っ白な雪景色を前に、この歌は書かれていない。
雪の見えない場所で書いたから、
どの場所で暮らす人にも、真っ白な雪景色を想像してもらえるのだろう。


topへ

三國菜恵 13年12月22日放送

maaco
クリスマスに人々は 谷川兵三郎

ケーキの上で、テーブルの上で、
クリスマスムードを盛り上げてくれる、ローソク。

たくさんのローソクを届けている老舗メーカー
『カメヤマローソク』の創始者
谷川兵三郎(たにかわひょうさぶろう)は、
ある日、宮大工を辞めて、ローソクをつくろうと決意した。

「神に仕える仕事を」

ゆらゆらとゆれる灯りは、たしかに、
神様とちょっとつながれそうな気持ちにさせてくれる。


topへ

三國菜恵 13年12月22日放送

noiseburst
クリスマスに人々は パラダイス山元

日本にたった一人、
サンタの国、グリーンランドから
サンタ日本代表として認められた人がいる。

パラダイス山元。
彼の一年は、せわしい。
なぜなら、毎年7月、「世界サンタクロース会議」に参加すべく、
夏から準備をはじめているのだ。

彼はおちゃめにこう語る。

成田や羽田空港で、
季節外れのサンタクロースを見かけたら
「HoHoHo~」と手を振ってあげて下さいね


topへ